鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

わからないけれど

わからないけれど
春になると
黄色のダッフディルの花がさき
あっちの野原も一面の黄色の花
隣の町も一面の黄色の花
どうしても思わずにはいられない
地中の中で
声をかけあってるとしか
「さあ いくよ」
「ちょっと、待っててね、後で行くよ」
「せーの」
声を掛け合っているような気がしてしょうがない


木々が地中深くコミュニケーションしてると
つい最近わかったんだから
花だってしてるにちがいない
いや
花だけじゃない、
全てのものが
通じ合ってるんだよ
知らないのは人間だけかも
いや、忘れたのは人間だけかも


でも、なんかずーと昔からわかっていたような気がする