鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

2024年4月のブログ記事

  • わからないけれど

    わからないけれど 春になると 黄色のダッフディルの花がさき あっちの野原も一面の黄色の花 隣の町も一面の黄色の花 どうしても思わずにはいられない 地中の中で 声をかけあってるとしか 「さあ いくよ」 「ちょっと、待っててね、後で行くよ」 「せーの」 声を掛け合っているような気がしてしょうがない 木... 続きをみる

    nice! 1
  • 大きな木 すーと空に向かって立って 先がみえないほど 大きな大きな木 小さなハナが木を見上げる 「おーい。上の眺めはどんなだい。」 風がバサーッと吹く 「ああ、今日はいい日だよ、空がどこまでも広がってる。おーい、下の眺めはどんなだい。」 ハナがとびはねて、走り回る 「昨日は雨が降って、地面はぬれて... 続きをみる

    nice! 2