鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

鳥と私と少しの詩との人気ブログ記事

  • わからないけれど

    わからないけれど 春になると 黄色のダッフディルの花がさき あっちの野原も一面の黄色の花 隣の町も一面の黄色の花 どうしても思わずにはいられない 地中の中で 声をかけあってるとしか 「さあ いくよ」 「ちょっと、待っててね、後で行くよ」 「せーの」 声を掛け合っているような気がしてしょうがない 木... 続きをみる

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  • 大きな木 すーと空に向かって立って 先がみえないほど 大きな大きな木 小さなハナが木を見上げる 「おーい。上の眺めはどんなだい。」 風がバサーッと吹く 「ああ、今日はいい日だよ、空がどこまでも広がってる。おーい、下の眺めはどんなだい。」 ハナがとびはねて、走り回る 「昨日は雨が降って、地面はぬれて... 続きをみる

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  • 意味

    木漏れ日の隙間を通して 目に染みる空の青さ 森の中で ふっと 目があったその小鹿の 目の中のなにか、暖かいもの 朝の散歩で 突然目の前に出てきたブラックバード 小さな消え入るような足跡 一粒のすきとおるようなしずく 大木の木肌から落ちたそのしずく 世界をうつしだすそのしずく 意味がないといえば終わ... 続きをみる

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  • 時に この、静けさの 音に耳をすます 時に この、沈黙の 音に耳をすます 時に この、あなたの 心のつぶやきに耳をすます 時に この、私の中の 混沌に、言葉にできないこの叫びに 耳をすます

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  • そこまで

    行こうと思うから つらいんだよね そこに行こうとさだめるから             そこまで散歩しようとおもうと なんか変わる 世界がぱっとひらける ハナはそこまで行こうなんて思っちゃいない ただ、ただ、散歩をしてるのだ 散歩を楽しんでる くんくん花の匂いをかんで 犬とあそんで 川に入って そし... 続きをみる

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  • ハナ

    ハナと私たちが名前を決めて その犬は、今年で5歳 ハナよハナよ いろいろなことに気づかされるね 例えば、 多くをのぞんじゃいけないとか 選択して手放すことの大切さ お前は 一つの宝を口にしたら、 もう一つの宝を見つけても いつも、どちらにするか選択しなければならない 口は一つだものね 私たちといえ... 続きをみる

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  • 暑さの中に 一瞬、風が、おひさまが違うと感じる時があるのだ すうーと、 空気がりんとする 光がにぶくなる 秋なのだ。 秋、秋 キノコの炊き込みご飯 サンマを焼いて 栗ごはんも などなど そわそわさせる そうそわそわさせる秋なのだ

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