鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

2018年5月のブログ記事

  • 今日の日に

    いやなことがあって、眠れなかった夜。 朝 目ざめると 春の日がまどからはいり 外からは 子どものあそぶ声が聞こえた 大人のはなし声が聞こえた 小鳥のうたがきこえた みぃんな ふつうのことを とりとめもないふつうのことを たんたんと やっている なんでもない、というふうにやっている そして このこと... 続きをみる

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  • 小鳥

    まぁ 小鳥たちは ピチュピチュと 忙しいのね 生まれて 大人になって 死んでいく それだけで 充分なのね ピチュピチュピチュと わたしにかたりかけてくれるのね こんなくもりの日に

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  • うちのそばに 小さな川がある ほんとうに小さくて、 たまに、水がちょろちょろとしか流れていないときがある そして そこに 小さな小さな橋が かかっている なぜか 人は そこで 立ち止まり その小さな川を 小さな小さな橋の上から まるで、 何かをさがすように のぞくのだ ああ ほんとうに なにか宝物... 続きをみる

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  • 春に寒い日に

    今年の春は なんだか寒い。寒いと気持ちにどうも影響するようだ。 そんな時は、自然にふれるのがセラピーになる。でも、雨ででたくない。 窓から、鳥たちをみる。バードセラピーということばもあるように、自然の何かを見ることで安らぎが戻ってくる。 昨日は、公園をあるいていたら、狐がいた。木のみきに座ってこち... 続きをみる

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  • ちょうちょう

    ちょうちょうが日なたにふわっととまっている。 こんな風にたぶん今をあじわえばいいんだと思う。 ただ、じっと、今をあじわう。 何も考えないで。 ゆっくりと感じる、 風のにおいを、 鳥の声を、 誰かのささやきを、 葉が落ちる音を、 小さな小さな芽が、長い眠りから土の上にでるときを ちょうちょうになって... 続きをみる

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  • 今日、久々に天気がよかった。朝仕事はなく、うつらうつらとベッドの中にいた。窓からは、ひさしびりの明るい日差しがはいってきた。うつらうつらしながら、私はなんか、自分が今死の床にいて、そばで、ほらミーのすきな鳥を思い出してごらん。みんな待ってるよ。そこにいくんだよ。あの庭にきている小さな鳥たちが待って... 続きをみる