鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

どこへ行こうとしているのか

わたしは
時々
聞きたくなる


私たちはどこへいこうとしているのですか?


コスパ、コスパとみんながいうけど
生き物は
いろんなところにぶつかって、余計なものたくさんみにつけて
ぼこぼこしながら寄り道して
ここまで来たはず


私たちはどこへ行こうとしているのだろう?
何になりたいと、どうありたいと思っているんのだろう?


安く安くというけれど
本当に私たちは
ある会社みたいに
体にデバイスつけられて、モニターされて機械に見張られる人間でいたいのだろうか?
トイレ休みまでモニターされているような、、、


安く安くというけれど
本当においしく安くするために
ほかの動物たちに
苦しみを与えても、本当に平気なのだろうか


私は本当に自分に問いたくなる
どこへ行こうとしているのだろう。



私たちは、本当にどこへ行こうとしているのだろう?

心がシンとする時

心がシンとする時がある


それは
たくさん誰かと会って話して
一人で帰るとき


それは
テレビで笑って、
だれもいない部屋に戻ってきた時


それは
雪がたくさん降って
だれかが大きな音を立てたとき


音が雪にのみこまれていくのににている


音がすべての音が
雪のそのやわらかさの中に包まれて



心がシンとする時がある
どうしようもなく
心がシンとする時がある

不意

予期せず
それはやってくる
足音もなく
それはやってくる


どうして私たちは、この状態が一生続くと思ってしまうのか
明日も
明後日も
その先も
永遠に


羊のように、近くしかみえない私たちは
不意の予期せずことに
こんなにももろい
ある日、はっとと気づくのだ
永遠なんてものはないのだ
終わりはあるのだ、ということに
わかっていたのに


終わりはそうして突然やってくる
不意にやってくる

時に
この、静けさの
音に耳をすます


時に
この、沈黙の
音に耳をすます


時に
この、あなたの
心のつぶやきに耳をすます


時に
この、私の中の
混沌に、言葉にできないこの叫びに
耳をすます

そこまで

行こうと思うから
つらいんだよね
そこに行こうとさだめるから
           
そこまで散歩しようとおもうと
なんか変わる
世界がぱっとひらける


ハナはそこまで行こうなんて思っちゃいない
ただ、ただ、散歩をしてるのだ
散歩を楽しんでる
くんくん花の匂いをかんで
犬とあそんで
川に入って


そしていつのまにか
目的地


私といえば、ひたすらそこへ行こうとしてる
効率がどうだとか、ごちゃごちゃ考えて


そこへ行こうと思うからつらいんだよね、それもできるだけ早く
コスパなんて言葉を使って