鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

2024年2月のブログ記事

  • 意味

    木漏れ日の隙間を通して 目に染みる空の青さ 森の中で ふっと 目があったその小鹿の 目の中のなにか、暖かいもの 朝の散歩で 突然目の前に出てきたブラックバード 小さな消え入るような足跡 一粒のすきとおるようなしずく 大木の木肌から落ちたそのしずく 世界をうつしだすそのしずく 意味がないといえば終わ... 続きをみる

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  • 地球儀

    米津玄師の地球儀を聞く。なにか懐かしいような気がする。不思議な感覚にとらわれる。 ずーと前からきいたことがあるような。とくに自然の描写がすばらしい。植物が小さな芽をだす。一粒のしずくに反射される外界の美しさ。無垢な小鹿の目。どれもすべて、この地球に生きて値するというなにかメッセージを伝えている。と... 続きをみる

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  • どこへ行こうとしているのか

    わたしは 時々 聞きたくなる 私たちはどこへいこうとしているのですか? コスパ、コスパとみんながいうけど 生き物は いろんなところにぶつかって、余計なものたくさんみにつけて ぼこぼこしながら寄り道して ここまで来たはず 私たちはどこへ行こうとしているのだろう? 何になりたいと、どうありたいと思って... 続きをみる

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  • 心がシンとする時

    心がシンとする時がある それは たくさん誰かと会って話して 一人で帰るとき それは テレビで笑って、 だれもいない部屋に戻ってきた時 それは 雪がたくさん降って だれかが大きな音を立てたとき 音が雪にのみこまれていくのににている 音がすべての音が 雪のそのやわらかさの中に包まれて 心がシンとする時... 続きをみる

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