鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

不意

予期せず
それはやってくる
足音もなく
それはやってくる


どうして私たちは、この状態が一生続くと思ってしまうのか
明日も
明後日も
その先も
永遠に


羊のように、近くしかみえない私たちは
不意の予期せずことに
こんなにももろい
ある日、はっとと気づくのだ
永遠なんてものはないのだ
終わりはあるのだ、ということに
わかっていたのに


終わりはそうして突然やってくる
不意にやってくる