鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

あれはいつだったろう
赤い傘をさして、
しとしと降る雨の中を
一緒に歩いたのは
何も、話さず
うつむきながら
家路を急いだのは
あれは
いつだったろうか


雨のしずくの音が
あまりにも、似ていて
不思議と思い出された
何年も
もう何年もたったというのに