鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

養老先生と虫

虫がへったと養老先生はいっている。そうだ、本当にここでもそれは顕著なのだ。自分の都合しか考えない人が多いと、そう人間の都合なのである。私たちはおおいばりで、他の生き物を犠牲にしている。それなのに、養老先生いわく、1年間の日本の残飯の総量は発展途上国の食料量の2倍だそうだ。先生曰く「、自分の都合しか考えない。そういう人が増えたと老人は嘆く。でもそういう人でも、人間の都合しか考えない。それが見えることがある。たまには生きていて済みません、申し訳ありませんと、思ってみたらどうか。ウシだって、ニワトリだって、ブタだって、たいへん人間がお世話になっている。それならそれを素直に認めればいい。ウシはバカだから人間に食われて当然だなどと、思わないことである。」
同感なのだ。