鳥と私と少しの詩と

日々の生活や、自然の中で感じたことを詩にしたり、エッセイにしたりしています。

命の流れ

8週間前に
この子犬はこの世にいなかった、と考えたとき
それは、
なんという驚きだろう
なんという不思議だろう
大きな命の流れ
私もその中の一つであり
私の目の前のこの小さな命も
その大きな流れの一つである
この大きな流れの中で
私たちは一瞬めぐり逢い
また、一人ひとりとなってさっていくのだ
人間も、鳥も、犬も、虫も、花も
大きな流れの中の一つであり
瞬きのような短い一瞬に出会い、別れていく
それは
本当に
なんという不思議だろう
この世界が命であふれているということは
こんなにもキラキラと輝いた
命であふれているということは